詩的

千草湊のブログ

おはなし21





「春色リボン」


最近手首にリボンを巻いている人をちらほらと見かける。
いまどきの流行なのかと見送っていたが
とうとう今朝、同僚までがつけていた。
思い切ってたずねると
春がそろそろやってくるから、
見つけてもらいやすいように目印とのこと。
桃色、水色、レモン色。
レースにシルクにサテン生地。
それぞれの色、質感で
それぞれの春が来る。
それぞれの春に声をかけられるのを待っている。 




 

おはなし20





見上げるとビルの高さに三日月がいた。
珍しく低いと見ていたら、とんがったところが屋上の柵にひっかかり、空に昇るのに四苦八苦しているようだった。
May I help you?





四年目





とらえきれない現実の大きさに目がくらみ
それが
遠い日の出来事と
遠い場所の出来事と
瞳を閉じてしまいそうになるけれど

それが
近い日の出来事で
近い場所の出来事だった
多くの人たちがいるという事実のために

ぼくたちはやはり
瞳を開けていなければいけない

たとえ目がくらみそうになっても
まなざしだけは絶やさずにいたい




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四年目の春
関わりのあるすべての方たちが
どうかあの日より
少しでも安らかな気持ちでいられますよう、
心からお祈りします。

お誕生日の方へは素直におめでとうございます!!

良き日になれ。




ことば50





やっちまったことは仕方がない
覆水は盆には返らない
返らないなら返さずに
覆水を土に撒こう
その土は自分の土壌
そこから小さな芽が出てくるから
芽は上に向かうから
上だけ見てわたしも進もう
完璧な人間なんていないのだ
完璧な人生なんてないのだ
だったらよりよく生きるだけ
今日よりも明日、明日よりも明後日
小さな芽が花になる日を
わたしたちは目指すしかない




 

ことば49






雪解け蜜のシロップ
紅茶にまぜたら春の味







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