詩的

千草湊のブログ

2014年03月

ことば35



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八雲立つ空と海の国
春はかろやかに舞っていた
ぼくたちが心で思うなにもかも
ここではうそがつけないと
この空に想い
この海に想う

ただそこにある空気や風を
ぼくたちのものにできるなら、
ぼくたちの胸に入れることができるなら、
そこからがいつだってスタート
あなたの大きさのほんの一部を
この小さな身体に取り込んで
春わたる日にあるきだす
一歩






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出雲方面にちょこっと旅行に行ってきました。
大学卒業旅行で友人と巡って以来の出雲&境港。
懐かしかったなぁ。

写真は日御碕神社のすぐ外出たところです。
二日間、とても天気が良くてあちこちキラキラしてました!



3年前

3年前の今日、わたしは横浜にいました。
職場から多摩川まで歩き、そこで迎えに来てくれた父と合流して0時前にようやく帰宅しました。

歩いている間メールや電話が思うようにできず、唯一ツイッターが兄弟や友達とわたしを繋げてくれました。
現状を伝え、励ましてもらったり励まし合ったり。とても心強かったことを覚えています。

今日の黙祷が、みんなの想いが、3年前に亡くなった方、被災された方、心に傷を負った方、すべての方々を包みますように。
そして今日がお誕生日の人にはおめでとう!と心から祝福したい。

いのちを育むのはいつだってわたしたちだ。



受け継いでいるもの



ブログを更新しないでずいぶん経ってしまいました。
個人的なことで恐縮ですが、先日祖母が亡くなってここしばらくは不思議な感覚で日々を過ごしていました。
いのちの火が消えることや
今までそこにあったたましいの行き場所、
からだが空っぽの器になってそこにあることを
考えざるをえない状況にいて
それはつまり
自分のいのちの火や
たましいのつよさ、
器としてのからだの存在
そういった普段意識していなかったものに目を向けることでもありました。

生きているということは受け継いでいることだと思いました。
祖母の血はたしかにわたしの中に流れている
この血を生かすことで
祖母や祖父やそのもっとずっと前の先祖はいま生きているし
同時にわたしも彼らによって生かされているんだと。

このからだはわたし一人のものではないんだと改めて思いました。
わたし一人のものでないからだ、
わたし一人のものでないいのち。
そこにわたしというたましいが入っている不思議。

わたしはわたしのたましいを磨き
いのちの火をもっとキラキラさせようと、
そのためのからだをもっとよりよいものにさせなきゃと
そんなことを考えました。

からだはひとつだけど
受け継いでいるものはひとつじゃない
その火をたやさず
すこやかにきちんと時を生きよう
そう思っての日常がまたはじまります。

しあわせないのち
元気なたましいと
じゅうぶんなからだに
ありがとうをたくさんこめて。


 

 
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