こんにちは。
ごぶさたしております。

昨日、初めて能楽堂で能を見て参りました。
初心者向けで、おはなしや衣装の着付け実演なども兼ねての構成だったので、とても身近な感じで観ることができました。

もともと日本語や日本の文化には興味ありましたし、少し前に松岡正剛氏の『にほんとニッポン ―読み飛ばし日本文化譜』という本を衝動買いして読んでからはなおさら気になるところではあったので、今回実際に観ることができたのは自分にとってすごく有益な体験でした。

能楽堂


普段舞台を観ることがあっても、やはりそこは西洋の音楽がメインなので、静寂のなかで大鼓と小鼓が呼応するように鳴る様や、そこに笛が勢いよく入ってきて場面を盛り上げる様は、音符では示せない日本特有のもので、それがすごくわくわく(?)しました。

台詞や地謡の日本語の節回しや声の出し方も興味深かったですし、振る舞いや仕草のひとつひとつがそぎ落とされた日本の美を現していたと思います。

源氏物語の葵上の場面だったので、話もなんとなく知っていたのもよかったです。
般若の面も見ることができました!
ものすごい怨念の感情がそこに凝縮されていました。

いやはや、能楽(=能と狂言)は歌舞伎よりも前にあったものということで、古典=むずかしいものというハードルはありましたが、こういった初心者向けのものなら比較的親しみやすいし、ぜひいろんな人に観てもらいたいなぁと思いました。
歌舞伎はたまに行くので比較的身近なのですが、やっぱり歌舞伎とは全然違うものですね!

途中で関根祥六さんのおはなしの中に出てきた、世阿弥の「秘すれば花」「動十分心 動七分身」や、お兄様の「風が見えたか?」という言葉、独楽の動きのお話、どれも興味深くて勉強になりました。
あとは本で少しずつ補完したいです。
あ、もちろんまた機会があったら古典芸能に触れたい。

わたしもまだまだ日本文化や日本の美、思想や哲学など学びたいなぁ。
たぶんいまそういう波が来てるんですね、わたしの中で。^^
せっかく日本人なので、知らないのもったいない!という感じです。